健康食品とサプリメント、その違いは?

健康食品とサプリメント、どちらも食品の一部です。

野菜やお肉、お菓子や飲料など、口から取り入れる医薬品以外のものは、食品なんです。
初めて知ったときは、少し驚いたのですが、考えてみれば、そうですね。
健康食品もサプリメントも、特に許可や承認が必要なものでもなく、人が口にしているものなので、”食品”。

では、健康食品とサプリメントの違いは?

健康食品は、これを食べると健康になりますよ~と謳っていてる(宣伝している)食品全般のことで、野菜やはちみつなどもあれば、酵素ドリンクやカプセル状のものもあります。

サプリメントは、健康食品の一部、健康を謳う食品のなかでも、カプセルやタブレットなど摂取しやすい形に加工され、栄養成分などを濃縮しているタイプのものを指します。

注意点

健康食品もサプリメントも、”食品”であり、”医薬品”ではないので、”お薬”のような効能効果はいえません。つまり、何か身体や身体機能に問題があったとしても、それが”改善される”とか”治る”といったことは、いえません。

直接的には、薬機法の対象外ですが、このように身体や病気に対する効能効果を謳うと薬機法違反ということになるので、注意が必要です。

また、景品表示法では、宣伝した内容についての、”エビデンス”が求められるので、”痩せる”とか”No.1″など、しっかりと客観性のあるデータの用意が必要です。

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